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「 農的くらしのレッスン」とは?
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札幌市内中心部から車で約15分程の西区小別沢(通称“トンネル山”)にて、「農的くらしのレッスン」は行われています。2004年に開講した当レッスンは、自給菜園や中小家畜についての実習、野菜や家畜のありようを深める植物学や動物学、身近な自然の理解...などといった“農的くらし”に必要な事項を学ぶ、言わば“市民のための農学校”です。
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毎回の講座(隔週ずつ、全16回)は、戸外での実作業と教室での座学との組み合わせで展開し、内容としては、農的・自給的な暮らしの入門編と位置づけます。講座の目的は、「菜園作りを始めてみたいけれどきかっけがない」「自給的な暮らしの準備を始めたい」などという実際のニーズに応えることですが、併せて、今日の社会環境をふまえた私たちの暮らしが向くべき方向について、みずから可能性を探る、という要素を大事にしています。
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当レッスンはどなたでも受講することができます。年齢や性別はもちろん、農作業などの経験の有無も問いません。農や自給を深めたい方々を、わたしたちは積極的に支援します。
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※jpg形式もpdf形式も同一の内容です。
※テキストでの募集要項は、こちらをご覧ください。
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見学説明会では、レッスンに登場するスタッフから講座の予定や内容についてお話させて頂きます。どなたでも参加することができますので、どうぞお気軽にご参加ください。
■開催日時;2013年3月31日(日)、4月7日(日)、4月14日(日)
※各日13時開始15時終了(予定)
■会場;NPOあおいとり
■参加費;無料
※参加されたい方は希望日を明記のうえ、事前に下記事務局までお申し込みください。
※当日、地下鉄東西線円山公園駅からの送迎の用意があります(要予約)。
※上記日程以外にも個別に見学、相談も承っております。
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レッスンスタッフ
■永田まさゆき(NPOあおいとり・代表理事)
「ダッシュ村」と「農的くらしのレッスン」は似ている。レッスンって芝居か?。Self Aide=自分でする、は、マジ芝居かもしれない。もうひとりの自分が見ている。もうひとつの世界を見ようとする。
トンネル山は日本じゃない。し、どこでもない。そういうこともつくるところ、かも。
■下島亘(畑の講師)
周りベテラン農家ばかりの田舎町で、風変わりな「農的楽しい暮らし」をやってます。昔は皆さん同様、それはそれは真面目に勉強し、それは一生懸命汗したものでした。でも今はなるべく手を抜くこと、そして楽することが、我が菜園運営の大テーマ。だって自給菜園は「楽しいのが一番」ですからね。
子供も私も、春から秋まで、飽きずに存分に楽しめるユニークでバラエティ豊かな菜園を、なるべくラクチンなやり方を工夫して毎年つくること。そして、その菜園からのおいしい野菜でいつも食卓をあふれさすこと。これが最近の私の大きな仕事です。
■永田温子(生活研究)
暮らしていれば、その人独特の味ができてくる。ご自慢のものも。私には、山羊のチーズと羊のセーターができた。それらはいつ完成ということが決まっていない。過去の人とも、まわりの人とも違った進化を遂げていく。
「何でも作っちゃおう!」暮らしって、結構忙しい。でも、時間がゆっくり流れる場所、たとえば山にいて気持ちよく暮らしているうちに、いつの間にか木も草も畑も、山羊も羊も育って、自分というものも育って、見事な収穫が得られるはず。
■明峯哲夫(農的植物学)
昔、人は「天動説」を信じていました。だって朝方東の天空から顔を出した太陽は、いつのまにか西の方(かた)に没していくではありませんか。じっと動かぬ地の周りを、天が回転している。地にへばりつき天を仰ぎ見るばかりの人は、まさにそう“実感”するほかなかったのです。でもこの“実感”が生み出すものは、一つの真実でしかありませんでした。やがて時がすぎ、天空に“浮かぶ”宇宙船から送られてくる画像には、回転する地球の姿がくっきりと映し出されていたのです。こうしてもう一つの真実としての“地動説”が、地上の人々の実感を捉えました。
ところが昔、地に足を着けたまま、このもう一つの真実に気づいた人がいました。ニコラス・コペルニクスという人です。彼の「地動説」が世に受け入れられなかったのは、それが神の意志に逆らうものだっただけではなく、人々の“実感”を見事に裏切るものだったからです。
どうやら人には、“見えるもの”を見る能力だけでなく、“見えないけれど確かに在るもの”を見る能力も備わっているようです。この両方の目を明晰に磨きあげることができれば、僕たちがこの世界から得る歓びや愉しみはひとしおのものになるに違いありません。野外や教室でのたくさんの体験と学びから、受講生のみなさんがそのような歓びや愉しみをささやかなりとも与えられることになりますよう、願っています。
■永田塁(農場長)
ほんとのところはどうなのか?そうでもないのか...そうでもなくもないのか...。手を動かして頭を捻って、やってみるのが一番なのでしょう。
※以上が毎回のレッスンを実質的に切り盛りしているメンバーですが、ほかにも運営を支えている人たちがいます。
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主催・会場/申し込み・問い合わせ
講座に関するご質問は以下のEメールまたは電話にてお問い合わせください。
NPO あおいとり・農的くらしのレッスン運営事務局
〒063-0011 北海道札幌市西区小別沢33番地
電話011-664-5148、FAX011-664-5323
e-mail; gardensociety@mac.com (担当・永田塁)
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